表現ニュアンス

knowの使い方をマスターしよう!

「トム・クルーズを知っている」を英語で!

と言われれば多くの人が

"I know Tom Cruise."とするでしょう。

この表現をしてしまったら

え、まじで!?紹介してや!といわれかねません。

それはなぜでしょう?この表現は何がおかしいのでしょう。

knowの使い方

学校ではknowの使い方を詳しく説明してくれることは少ないでしょう。

受験で問われることはないですから。

しかし、コミュニケーションの際にknowの使い方はとても重要になってきます。

ではknowの使い方を学んでいきましょう。

①他動詞know

まず、knowには他動詞のknowがあります。

他動詞ですからknowの後にはすぐに目的語が来ます。

最初の例文で見たものですね。

"I know Tom Cruise."

これは「トム・クルーズを知っている。」という意味ですが

ただ知っているだけという意味でしょうか?

いいえ、違います。

この表現の場合

ポイント

私はトムとなじみがあり、彼のことはよく知っている。

という意味になります。

"I know Tom Cruise."と言ってしまったら紹介してくれ!なんて言われかねませんね。

②自動詞know+about

自動詞の場合はknowの後にaboutという前置詞が置かれることがあります。

では他動詞の場合と意味などのように異なるのでしょうか?

上の例文のように

"I know about Tom Cruise."と表現してみましょう。

これは"I know Tom Cruise."とは違い、

ポイント

面識はないが、彼の出身地、年齢、趣味など彼に関しては知っている。

という意味になります。

"I know Tom."とは違いますよね。

だからもしあなたが彼とは面識はないが彼に関して知っているのであれば、

"I know about Tom Cruise."と表現しましょう。

③自動詞know+of

"know about"のように前置詞ofをknowの後に持ってくることもできます。

aboutとはことなりofには分離のイメージがあり、

ポイント

知っているんだけど距離的にはかけ離れている

というイメージになります。

つまり"I know of Tom Cruise."と表現した場合、

 

面識はなく、名前程度しかしらない。という意味になります。

まとめ

①他動詞knowを使うとき、それは相手のことをよく知っており、なじみがあるという意味になる。

②自動詞know aboutは、面識はないがその人に関して何かしら知っているという意味になる。

③自動詞know ofは面識はなく知っているのはせいぜい名前程度であるという意味である。

 

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